米HP:2-4月の利益と売上高見通し、アナリスト予想下回る

パソコン最大手の米ヒューレット・ パッカード(HP)が発表した2011年2-4月(第2四半期)の利益 と売上高見通しは、アナリスト予想を下回った。個人消費の減速が響 いた。株価は時間外取引で一時、12%安となった。

HPの22日の発表によると、1株利益は一部項目を除いたベース で1.19-1.21ドルになる見通し。売上高は314億-316億ドル(約2 兆6000億-2兆6200億円)と予想した。ブルームバーグがまとめた アナリスト予想平均は1株利益が1.26ドル、売上高は326億ドルだっ た。

法人顧客が支出を増やす一方で、消費者はコンピューター製品へ の支出を控えている。こうした状況の中、レオ・アポテカー最高経営 責任者(CEO)就任後初の四半期に、HPはアナリスト予想を上回 ることができなかった。欧州・中東・アフリカ向けが売上高全体の3 分の1強を占めるHPは現地の景気回復の鈍さによる影響も受けた。

RBCキャピタル・マーケッツのアナリスト、アミット・ダーヤ ナニ氏(ニューヨーク在勤)は「企業は引き続き持ちこたえているが、 明らかに消費者を中心とする需要の弱さを補う上で十分ではない」と 指摘。「予想を下回る売上高は誰にとっても驚きだ」と述べた。

10年11月-11年1月(第1四半期)決算は、利益が26億ドル(1 株当たり1.17ドル)と、前年同期の22億5000万ドル(同93セント) から増加。売上高も323億ドルに増えた。アナリスト予想平均では1 株利益は1.29ドル、売上高は330億ドルが見込まれていた。

HPの株価は時間外取引で一時、5.98ドル安の42.25ドル。通常 取引終値は48.23ドルだった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE