NZ地震、保険会社の保障コストは08年以来最大か-JPモルガン

ニュージーランド(NZ)で 22日発生した地震で保険会社が負担する保障コストは2008年以 来最大となる可能性がある。JPモルガン・チェースが試算を示 した。

JPモルガンのアナリスト、マイケル・ハットナー氏は顧客 向けリポートで、今回の地震による保険対象の損失が120億ドル (約9900億円)に上る可能性があると指摘した。米保険情報協会 によると、これは08年に米国を襲ったハリケーン「アイク」によ る損失(199億ドル)以降で最高額となる。

22日のマグニチュード(M)6.3の地震でNZ第2の都市ク ライストチャーチでは少なくとも38人が死亡。建物が倒壊し、オ フィスに従業員が取り残された。キー首相は死者数が増える可能 性が高いと述べている。ハットナー氏によると、昨年9月4日に 同市で発生したM7の地震による保険会社のコストは推定60億ド ル。

同氏は「まだ立っている建物でも構造的被害が隠れている恐 れがあり、建て直しが必要になる可能性がある」と述べ、「これは 極めて控えめな想定だ。その裏付けとして、全ての再保険会社が 前回の地震のコスト試算を修正したことに言及しておく」と説明 した。

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