ブラジル株:ボベスパ指数は続落-リビア情勢の一段の緊迫化で

22日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が続落。リビア情勢の一段の緊迫化による世界的な 株安の流れを引き継いだほか、国内のインフレ率が約8年ぶり高水準 に加速したことが響いた。

住宅建設会社シレラ・ブラジル・レアルティと不動産開発会社の ブルックフィールドを中心に、与信の拡大ペース鈍化で影響を受ける 企業が下落した。資産規模で中南米最大の銀行、ブラジル銀行とブラ デスコ銀行など金融株も売られた。

ボベスパ指数は前日比1.2%安の66439.83で終了。同指数構成銘 柄のうち値下がりは51銘柄、値上がりは17銘柄。通貨レアルは0.3% 安の1ドル=1.6724レアル。

ネオ・ジェスタン・デ・レクルソスの運用担当者、アウグスト・ ランジェ氏(サンパウロ在勤)は「原油価格の上昇が、ブラジルで既 に高水準となっているインフレへの一段の圧力となる恐れがある」と 指摘。「燃料価格が上昇すれば、その分他の消費支出が減り、経済成長 を抑制する」と述べた。

この日発表された2月半ばまでの1カ月間の国内消費者物価指数 (IPCA-15)は、前月半ばまでの1カ月と比べて0.97%上昇とな った。年率では6.08%上昇した。

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