シカゴ穀物と大豆、値幅制限いっぱいの下落-中東の反政府デモに反応

22日のシカゴ市場では、穀物 の先物相場が急落した。北アフリカと中東で拡大する反政府デモ により、世界最大のトウモロコシ、大豆、小麦の輸出国である米 国の輸出品に対する需要が脅かされるとの懸念が強まった。

商品取引・調査会社リン・グループのエグゼクティブ・バイ スプレジデント、ロイ・ハッカベイ氏(シカゴ在勤)は「ファン ダメンタルズ(需給関係)は強いにもかかわらず、中東と北アフ リカでの混乱と不透明感のためにトレーダーがロング(買い持ち) ポジションを解消する動きが強まった」と指摘した。

シカゴ商品取引所(CBOT)のトウモロコシ先物5月限は、 値幅制限いっぱいの30セント(4.2%)下げ1ブッシェル当たり

6.9025ドル。一時は7.4425ドルと、中心限月としては2008年7 月以来の高値を付ける場面もあった。

大豆先物5月限も値幅制限いっぱいの70セント(5.1%)安 の同13.11ドル。これは中心限月としては昨年12月20日以来の 安値。小麦先物5月限は値幅制限いっぱいの60セント(7%)安 の同7.9575ドル。コメ先物5月限は値幅制限いっぱいの50セン ト(3.3%)下げて100ポンド当たり14.575ドル。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE