NY原油(22日):7ドル超上昇、08年来の高値-リビア情勢を警戒

ニューヨーク原油先物相場は上 昇し、約2年ぶりの高値を付けた。リビア情勢の悪化を背景に、アフ リカ最大の原油埋蔵量を保有する同国からの供給に支障が出るとの 懸念が強まった。

リビアでは兵士が同国のカダフィ政権の軍務を放棄したほか、外 交官は相次いで辞職した。サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相 は「供給不足はまったく起きていない」とし、石油輸出国機構(OP EC)加盟国は原油不足が発生した場合には、増産する用意があると 発言した。

コンフルエンス・インベストメント・マネジメント(セントル イス)のチーフ市場ストラテジスト、ビル・オグレイディ氏は、「リ ビア産原油の喪失に世界は対応できるだろうが、リビアにとどまらな いのではないかと心配している」と指摘。「こうした状況がどこまで 波及するのかわからない」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限は前営 業日比7.37ドル(8.55%)高の1バレル=93.57ドルで終了し た。終値では2008年10月3日以来の高値。過去1年間では17% の値上がり。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE