NY金:1400ドル台、中東不安で「質への逃避」-銀は30年ぶり高値

ニューヨーク金先物相場は上昇 し、1オンス当たり1400ドルを突破した。中東情勢の悪化で質への 逃避から貴金属が買われ、銀先物も30年ぶり高値に急伸した。

リビアでは政府が反政府デモの武力鎮圧に乗り出し、多数の犠牲 者が出た一方、第2の都市ベンガジは反体制派の掌握下に入った。バ ーレーンでは民主化を訴え数万人規模の市民が首都を行進。金はこれ までの1年間で26%値上がり。銀は2倍に跳ね上がった。

スタンダード・バンク(ヨハネスブルク)のアナリスト、マー ク・グラウンド氏はリポートで、「中東と北アフリカの地政学的緊張 は高まる一途にあり、リスク警戒の姿勢が続いている。安全な投資先 の魅力が求められている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物 4月限は前日比12.50ドル(0.9%)高の1オンス=1401.10ドル。 過去最高値は12月7日に記録した1432.50ドル。前日はプレジデ ンツデーの祝日で休場だった。

銀5月限は57.1セント(1.8%)高の1オンス=32.856ドル。 一時は1980年3月以来の高値となる34.315ドルまで買い進まれた。

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