ルイ・ドレイファスの商品ヘッジファンド、新規資金の受け付け停止

コメと綿花の取引で世界最大手の ルイ・ドレイファス・グループは、運用資産20億ドル(約1660億円) の商品ヘッジファンドへの新規資金の受け付けを停止した。関係者2 人が明らかにした。同ファンドでは運用資産が過去約2年間で20倍に 拡大した。

イアン・マッキントッシュ氏(ジュネーブ在勤)が運用するル イ・ドレイファス・コモディティーズ・アルファ・ファンドは2008 年11月に1億ドルで運用をスタート。穀物や油糧種子、砂糖、コーヒ ー、ココアなどの農産物に重点を置いている。事情を直接知る関係者 が匿名で語ったところによれば、同ファンドの昨年のリターンは

17.3%だった。

干ばつや洪水の影響による収穫高の減少で綿花やゴムが過去最高 値を記録し、コーヒー価格は過去1年間に2倍以上に跳ね上がるなか、 投資家は商品への資金配分を増やしている。調査会社ユーリカヘッジ のアナリスト、ファルハーン・マムタズ氏によれば、商品関連ファン ドには昨年10-12月(第4四半期)に50億ドルの投資資金が流れ込 み、流入額は09年4-6月(第2四半期)以来の最大となった。

ルイ・ドレイファスのウェブサイトによると、創業約160年の同 社は穀物や油糧種子、砂糖、エタノール、コーヒー、綿花を取引し、 55カ国以上に事務所を持つ。エネルギーや不動産、フランスでの電力 配給にも進出している。マッキントッシュ氏は1984年から同社に勤 務。

ニューエッジ商品取引指数によると、商品ヘッジファンドの昨年 のリターンは平均で10.65%だった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE