イラン艦艇2隻がスエズ運河を通過、イスラエルは強く反発

イラン海軍の艦艇が1979年のイラ ン革命後初めてスエズ運河を通過した。イラン艦艇2隻によるスエズ 運河経由のシリアへの航行については、イスラエルが強硬に反対して いた。

2隻はエジプトの国防省の許可を得た後、22日の早い時間にスエ ズ運河に入った。エジプトの中東通信(MENA)がスエズ運河庁(S CA)の交通担当責任者、アハメド・エルマナクリー氏の話を引用し て伝えたもので、運河を通過し公海上に達した詳しい時間は言及して いない。

イラン艦艇の運河通過をめぐる域内情勢の不安定化懸念とイラン とイスラエルの緊張の高まりを受け、原油価格はニューヨーク市場で 今月18日に1週間ぶりの高値を付けた。イランは石油輸出国機構(O PEC)加盟国でサウジアラビアに次いで2番目の産油国。22日のニ ューヨーク原油相場はリビアの混乱を受けた供給不安を受け、約2年 ぶりの高値に急伸した。

イスラエルのシャローム副首相は22日にエイラトでの会合で、 「イラン艦船の航行は中東での主導権や支配権を求めるイランによる 総力を挙げての闘争の一環だ」と述べた。イスラエル外務省のパルモ ール報道官は22日、イラン艦艇のスエズ運河通過は「挑発行為」であ り、国際社会によって対処されるべきだとのリーベルマン外相のコメ ントを繰り返した。

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