米BOA:カード部門のれん代減損費用倍増-約1.7兆円に修正報告

資産規模で米銀行最大手のバンク・ オブ・アメリカ(BOA)では、デフォルト(債務不履行)の増加と 規制変更の影響でクレジットカード部門ののれん代減損費用がほぼ2 倍の203億ドル(約1兆7000億円)に膨らんだ。

BOAは21日の発表文書で、FIAカードサービシズ部門ののれ ん代減損費用を2009年1-6月(上期)に計上し、監督当局への提出 書類を修正したことを明らかにした。これは同部門が昨年減損費用と して計上した104億ドルを修正報告する内容。BOAの広報担当、ロ バート・スティックラー氏は、今回の修正が「BOAの決算や安全性、 健全性、資本基盤」に影響することはないと説明した。

手数料や適用金利の伸び抑制を図るため09年5月にカード利用 者保護法が成立。減損費用の拡大はクレジットカード部門の将来性が 当初よりも悪化した可能性があることを示している。BOAは21日、 同法の影響と「信用の質の悪化」により修正を迫られたと説明した。

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