ガイトナー米財務長官:英国の予算戦略、景気への大きなリスクない

ガイトナー米財務長官は、オズボ ーン英財務相の予算戦略について、景気見通しを損ねることなく債務 削減を順調に進めそうだとの認識を示した。

ガイトナー長官は22日放映される英BBC放送とのテレビイン タビューで、「個人としてオズボーン財務相が採用した基本戦略を遠く から見ていて、非常に感銘を受けた」と述べた。同長官は、英国で昨 年5月に保守党主導の連立政権が成立してから、財政赤字への対応で 「非常に好ましい」措置を講じてきたとオズボーン財務相を称賛した。

ガイトナー長官は、英連立政権の歳出削減と増税計画が景気回復 を損ねることはないかとの問いに対し、「まだ分からないが、現時点で はそうした大きなリスクは見受けられない」と答えた。インタビュー はパリで先週末開催された20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総 裁会議後の19日に行われた。

同長官は、米英両国とも債務抑制で複数年にわたる計画を採用し たと説明。オバマ米大統領が14日に示した予算教書は、過去10年間 の減税と戦争に費やされた歳出に対処するものだと付け加えた。

ガイトナー長官は、「世界中の全ての国がそうであるように、医療 と年金に関する高額な、持続不可能なほど高額な取り組みが依然とし てわれわれに残されている」と言及。「だが、米国が比較的若い国であ るという意味において、米国の挑戦は欧州とは異なる。米国の人口統 計はより好ましいものであり、成長率も高めだ。こうした取り組みは 欧州の大半の国と比べると、米国にとって相対的に高くつくものでは ない」と指摘した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE