中国の銅需要:最高値更新でも旺盛さ維持、再び上昇も-チリ鉱業相

世界最大の銅生産国であるチリは、 銅需要は旺盛で、今月達した1トン当たり1万ドル台に再び上昇するこ とを証明しているとの見方を示した。

チリのゴルボルネ鉱業相によると、中国政府は景気抑制を目指して いるものの、チリでは中国の需要鈍化の兆しは見られない。チリ銅公社 (コデルコ)は世界の銅の鉱山供給の10%以上を占める。米シティグ ループのデービッド・サーテル氏らアナリストは、買い手が購入を控え ているため銅などの非鉄金属の相場はピークを打っている可能性がある とみている。

ゴルボルネ鉱業相は21日の電話インタビューで「これらの分析に ついては読んだが、実際にはそのような状況は見られない」と指摘。 「在庫は増加しているものの、相場は堅調さを維持している」と述べ た。

中国では農村部の住民の都市部への移動に伴ってインフラ整備が必 要なため、米フリーポート・マクモラン・カッパー・アンド・ゴールド や豪英系BHPビリトンも銅需要が堅調さを維持するとの見方を示して いる。政府のチリ銅委員会は1月26日、今年の銅相場見通しを1ポンド 当たり4.17ドルと、従来予想の3.50-3.40ドルから引き上げた。

中国で供給が過剰になっている兆しが示されたことから、ロンドン の銅相場は過去2週間下落しており、21日には前週末比50ドル (0.5%)安の1トン当たり9810ドルとなった。

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