英中銀当局者、利上げ機運の高まりのペースを示唆も-今週講演へ

【記者: Scott Hamilton、Svenja O’Donnell】

2月22日(ブルームバーグ):英国でインフレ率がイングランド銀 行(英中央銀行)の目標の2倍強の水準に加速する中で、同中銀の政策 当局者は今週、利上げの機運がどの程度高まりつつあるのか示唆する見 通しだ。

金融政策委員会(MPC)のポーゼン委員は22日午後5時(日本 時間23日午前2時)にオックスフォードでインフレ期待について講演 する。翌23日にはイングランド銀が10日のMPCの議事録を公表す る。この時のMPCでは意見が割れたものの政策金利が過去最低の

0.5%に据え置かれた。利上げを主張したセンタンス委員のほか、マイ ルズ委員、ビーン英中銀副総裁、ウィール委員も今週、講演を予定して いる。

英中銀のキング総裁は16日、政策当局者の間で立場に「真の相違」 があると指摘した。インフレ率については、予想される4%超の水準は 一時的で中銀目標の水準に低下するとの見通しを示している。センタン ス、ウィール両委員は先月、利上げに票を投じ、センタンス委員は今月 17日、中銀のインフレ予想について「楽観的過ぎる」としてキング総 裁に反論している。

ABNアムロ銀行のエコノミスト、ヨースト・ボーモント 氏(アムステルダム在勤)は電話インタビューで「トーンの変化は間違 いない。よりタカ派的になっている」と述べ、「センタンス、ウィール 両委員に加え、他の委員が利上げを支持しているかどうかが重要だ」と 指摘した。

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