NY原油先物時間外:4月限、一時98ドル台-リビア情勢緊迫化

ニューヨーク原油先物相場は22 日の時間外取引で約2年ぶりの高値に高騰した。リビア情勢が一段と緊 迫化し原油供給が途絶する懸念が強まった。反政府行動は中東や北アフ リカに波及している。

4月限は前週末18日終値に比べ一時、9.8%上昇した。ロンドン 市場の北海ブレント原油は2008年9月以来の高値を付けた。リビア軍 の兵士が最高指導者カダフィ大佐の政権から離反しているほか、外国に 駐在している一部外交官が辞任した。リビアはアフリカ大陸最大の原油 埋蔵量を誇り、1月の産油量は日量160万バレル。これは、米国の消費 量の約8%に相当する。

コモディティー・ブローキング・サービシズのマネジングディレク ター、ジョナサン・バラット氏(シドニー在勤)は電話で「政情不安が 中東全体に広がるとの懸念で原油は買われている。この動きが広がる可 能性があることに対する自動的な反応だ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は一時、 1バレル=98.48ドルを付けた。シンガポール時間午前11時37分 (日本時間午後零時37分)現在、96.50ドルで推移している。前週末 の終値は89.71ドル。21日の通常取引はプレジデンツデーの祝日で休 場。

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