協和キリン株は小幅続落、英社買収は費用負担重い-シナジーに時間も

キリンホールディングス傘下の製 薬会社、協和発酵キリンの株価が一時0.6%安の853円と小幅続落。英 プロストラカンを約394億円で買収するとの計画を21日に発表した。 プロストラカンは累積損失を抱えており、両社の相乗効果発揮には時間 がかかるとみられた。

プロストラカンが2010年3月に公表した09年12月期のアニュア ル・リポートによると、同社は2億4900万ポンド(約365億円)の累 損を抱えている。同期の連結売上高は前の期比41%増の7900万ポンド (約116億円)、営業損益は960万ポンド(約14億円)の赤字。

協和キリン・コーポレートコミュニケーション部の吉峯洋之は、プ ロストラカンの10年12月期業績数値などは契約で開示できないとし、 直近の累損額について具体的な言及を避けた。

クレディ・スイス証券の酒井文義シニアアナリストは「これだけの 累損を抱えた企業を約400億円で買って、本当に経営の立て直しができ るのか。バランスシートの再構築が課題になろう」と指摘していた。

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