メキシコGDP:10年は5.5%増、10年ぶり高水準-10-12月4.6%増

メキシコの2010年の国内総生産(G DP)は、伸び率が過去約10年間で最大となり、世界金融危機に端を 発した09年のリセッション(景気後退)から回復したことを示した。

メキシコ政府統計局が21日にウェブサイトで発表した10年のG DPは5.5%増加し、2000年以来の高い伸びとなった。同年10-12 月(第4四半期)は前年同期比4.6%増加した。ブルームバーグがア ナリスト13人を対象に実施した調査の予想中央値では、10-12月期 は4.4%増が見込まれていた。前期比(季節調整済)では1.3%増だっ た。

英銀HSBCホールディングスのメキシコ担当チーフエコノミス ト、セルジオ・マーティン氏は、電話インタビューで10-12月の「間 違いなく高い数字だ」とした上で、GDPの伸びが予想を上回ったの は、米国経済の伸びがアナリスト予想を上回ったためで、この傾向は 今年も続き、メキシコの成長を後押しするだろうと指摘した。

ロドリゲス財務次官は18日のインタビューで、11年のメキシコ の経済成長率は4.5%を上回るとの見通しを示した。コルデロ財務相 は21日に記者団に対し、「国内部門が一段と活発になり、より均衡の 取れた成長を遂げるだろう」と語り、昨年は輸出の伸びが景気の主な けん引役だったが、今年は内需も同程度の重要な役割を果たす見通し だと述べた。

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