ブラジル株:2週間ぶり大幅安-インフレ見通し悪化とリビア情勢で

21日のブラジル株式市場では、指 標のボベスパ指数が2週間ぶり大幅安。エコノミストらが同国のイン フレ予想を引き上げたほか、リビアの混乱が新興市場の株式相場を圧 迫した。

住宅建設会社シレラ・ブラジル・レアルティが3週間ぶり大幅安 となるなど、与信拡大の恩恵を受ける企業が値下がり。世界4位の航 空機メーカーのエンブラエルも下落。防衛予算削減で、同社が開発中 の軍用輸送機向け予算が減ると、ブラジル紙フォリャ・ジ・サンパウ ロが報じたことが手掛かり。

ボベスパ指数は前週末比1.2%安の67258.66で終了。同指数構成 銘柄のうち値下がりは52銘柄、値上がりは16銘柄。通貨レアルは

0.4%安の1ドル=1.6682レアル。

レメ・インベスチメントスの運用担当者ジョアン・ペドロ・ブル ガー氏は「株価指数が実際に状況改善を示すまで、投資家は非常に慎 重な姿勢を保つだろう」と指摘した。

リビア国内での衝突激化を受け、MSCI新興市場指数は4営業 日ぶりに反落し、原油相場は大幅上昇した。

ブラジル中銀がエコノミスト約100人を対象に18日実施し、この 日発表した週次調査によると、2011年のインフレ率予想(中央値)は

5.79%と、前週の5.75%を上回った。エコノミストらがインフレ見通 しを上方修正するのは11週連続。

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