アブダビやカタールなど中東の国債保証コスト上昇-原油供給懸念で

【記者:Abigail Moses】

2月21日(ブルームバーグ):21日のクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)市場で、北アフリカ・中東の国債保証コ ストはアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ首長国とカタール を中心に上昇した。政治的混乱が拡大し、原油供給に影響が出る との懸念が広がった。

CMAによると、カタール債のCDSスプレッドは7ベーシ スポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の113bpと、1年ぶり の高水準を付けた。アブダビ債は6.5bp上昇の114bp。

中東での暴力行為が拡大する中で、原油相場は2年ぶりの高 値を記録し、世界的なインフレ懸念が強まった。リビアの最高指 導者カダフィ大佐の次男は、反体制派が対話に応じない場合は、 内戦のリスクがあると警告。一方、イエメンではデモが11日目に 突入したが、サレハ大統領は、政権交代の要求は「論理的ではな い」と突っぱねた。

BNPパリバのクレジットストラテジスト、ラジーブ・シャ ー氏(ロンドン在勤)は「地政学上の緊張が市場心理を動かして いる」とし、「原油急騰を背景としたインフレが主な懸念だ」と指 摘した。

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