ECBウェーバー氏:高債務国の「最も苦しい」通過点はまだ先

欧州中央銀行(ECB)政策 委員会メンバーのウェーバー独連銀総裁は、高債務国にとって「最 も苦しい通過点」はまだこれから先かもしれないと述べた。同総 裁はまた、将来に救済が必要となった場合には、民間の国債保有 者にも負担させるよう各国政府に求めた。

ウェーバー総裁は21日、デュッセルドルフで開催されたイベ ントで、「マラソンに例えるなら、問題の諸国は何とか15キロメ ートルの地点にたどり着いたところといえよう」と発言。「こうし た展開に関する経験から言って、最も苦しい通過点はもっと後に やってくる」と述べた。

ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)は2月14日、高債務 国向け救済基金の融資能力を2013年に現在の倍に増強することで 合意した。メルケル独首相は将来の救済措置について、いかなる 場合でも民間の債券保有者に負担を求めるべきだとの考えを示し ている。

4月末に退任するウェーバー総裁はまた、「金融市場の参加者 は時としてリスク許容度を上の方向や下の方向に誇張する傾向が ある。この事実に反論することはできまい」と指摘。将来の外部 からの救済措置にはいかなるものにも「厳しい条件」を設けるべ きであり、域内の財政規定違反に対する制裁はより自動的に発動 するのが「望ましい」との考えを示した。

-- Editors: Jones Hayden

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