バーレーンとリビアの信用格付け引き下げ-中東・北アフリカ株は下落

反政府デモの封じ込めに苦戦 するバーレーンとリビアは、格付け会社によって信用格付けが引 き下げられた。ペルシャ湾岸諸国と北アフリカの株式相場は下落 した。

スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は、バーレーン の長期格付けを1段階引き下げ、投資適格級で4番目に低い「A -」とした。短期格付けも「A-2」に下げた。フィッチ・レー ティングスはリビアの長期外貨建ておよび自国通貨建て発行体デ フォルト格付け(IDR)を「BBB+」から投資適格級で2番 目に低い「BBB」に引き下げた。

モロッコ株式市場では、指標のMADEX指数が3%安で取 引を終え、2年ぶりの大幅下落となった。湾岸協力会議(GCC) 諸国の銘柄で構成するブルームバーグGCC200指数は0.4%安。 7日間の下落率は5.3%に達した。

バークレイズ・キャピタルのシニアエコノミスト、アリア・ マウベイド氏は電話インタビューで、「当然、リスクに対する認識 は高まるばかりだ」と指摘。「この地域のリスクを回避したいとの 考えを鎮めるのに、投資家は生半可な解決策を受け入れないだろ う」と語った。

バーレーンのドル建て10年物国債(2020年償還)の価格は 10日続落。利回りは16ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 上昇し、過去最高の6.79%に達した。ブルームバーグのデータに よると、同国の表面利率6.247%の5年物イスラム債利回りは17 bp上昇の4.1%。

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