米ヘッジファンド:ココアの買い越し急増-コートジボワール情勢で

ヘッジファンドは、ココア先物に 対してここ約7カ月で最も強気な姿勢を示している。世界最大のカカオ 豆生産国であるコートジボワールが政治的混乱に陥り、ココア相場は 1979年以来の高値に高騰している。

米商品先物取引委員会(CFTC)のデータによると、ヘッジファ ンドなど大口投機家が保有するココアの先物とオプションの買い越しは 15日終了週に11%増加し2万936枚と、昨年7月以来の高水準に達し た。買越残高は過去1カ月間で2倍以上に膨らんでいる。

コートジボワールで昨年11月28日に実施された選挙で大統領に 選出されたと国際的に認定されているアラサン・ワタラ氏は輸出業者に 対し、対立するローラン・バグボ前大統領の資金源を断つため23日ま でカカオ豆の輸出を停止するよう指示した。ココア相場は先週、32年 ぶりの高値に達した。10年間にわたって政権の座を握っていたバグボ 氏が辞任を拒否したため、同国の政治的停滞は3カ月目に入った。

ICAPフューチャーズ(ニュージャージー州)のバイスプレジデ ント、ルイス・ランゲル氏は「コートジボワールの問題で供給面が懸念 される。投機家が非常に活発になっている」と指摘した。

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