銀相場が上昇、金に対する相場比率は約13年ぶり高水準-中東緊張

21日の銀相場は上昇し、金に対する 相場比率が13年ぶりの高水準となった。中東情勢の緊張拡大に加え、景 気回復によるインフレ率の上昇で貴金属に対する需要が高まったことが 背景。

シンガポール時間午後3時50分(日本時間午後4時50分)現在、金 1オンスで購入可能な銀の量は41.90オンスと、1998年以来となる銀へ の需要の高まりをみせている。

フィリップ・フューチャーズ(シンガポール)のアナリスト、オン ・イリン氏は、中東地域の一触即発的な緊張状態が金相場を支えている とした上で、こうした動きが銀への強い買いを促していると指摘した。

銀相場は過去1年で2倍以上値上がりしたのに対し、金相場は25% 程度の上昇。スタンダード・バンクの池水雄一・東京支店代表は、「銀 は金と違って投資用だけでなく産業用の需要も強いが、その両方で買わ れる材料になっている」と語った。

銀現物相場は一時、1.4%高の1オンス=33.40ドルと、80年以来の 高値を付けた。ブルームバーグのデータによると、過去最高値は80年1 月に付けた49.45ドル。この日の金相場は7.9%高の1オンス=1398.15 ドルを付ける場面があった。

イリン氏は、景気が拡大するなか、工業用途にけん引されて「銀は 金をアウトパフォームする可能性がある」とみている。

--取材協力 東京 宋泰允 Editors: James Poole Hidekiyo Sakihama Ichiro Suzuki

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 重松 典子 Noriko Shigematsu +81-3-3201-3986 nshigematsu@bloomberg.net Editor:Masami Kakuta 記事に関する記者への問い合わせ先: Kyoungwha Kim in Singapore at +65-6212-1895 or Kkim19@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: James Poole at +65-6212-1551 or jpoole4@bloomberg.net

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