岡部株約2年5カ月ぶり高値、住宅市場回復で今期2けた営業増益へ

建設向け仮設型枠などを製造する 岡部株が大幅反発し、約2年5カ月ぶりの高値を付けた。国内住宅市 場の底打ちで建設事業が堅調に推移することなどから、今期(2011年 12月)は2期連続の2けた増益を計画。業績改善期待から買いが優勢 となった。

一時前週末比7.7%高の447円まで上げ、2008年9月22日以来の 高値を更新。午前の出来高は19万5300株と、前週末までの過去1年 間の平均6万1358株に対しすでに3倍以上に膨らんだ。

住宅着工数の低迷で数量が落ち込む中、コスト削減の徹底で建設 関連製品の採算が改善、自動車関連製品でバッテリー需要が伸長し、 18日の取引終了後に発表した10年12月期の連結営業利益は前期比 26%増の38億円となった。

一方、11年12月期は前期比11%増の42億3000万円と、2期連 続増益を計画する。会社側によると、着工床面積が回復傾向にあり、 主力の建設関連製品事業は前第3四半期から増収に転じている。同社 経営企画室の井上淳也氏は、「公共部門は依然として厳しいが、民間が 伸びている」と話した。また、利益率の高い耐震製品も伸びているほ か、拠点集約によるコスト削減も奏功する見通しだ。

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