ソフトバンク株およそ5年ぶり高値、中国出資先が米で上場を計画

ソフトバンク株が一時、前週末比

5.9%高の3430円と大幅続伸。2006年4月10日(3470円)以来、約 5年ぶりの高値を付けた。出資先である中国最大のソーシャル・ネッ トワーキング・サービス(SNS)会社レンレンの上場計画が報じら れたことが好感された。

終値は同180円(5.6%)高の3420円。売買代金は日本の上場株 式で首位の635億円。2位のりそなホールディングスの366億円を大 きく引き離した。

ブルームバーグ・ニュースは19日、関係者の話として、レンレン が米国市場で年内に約5億ドル(416億円)規模の株式公開を計画中 と報じた。ソフバンクは1月に164億円の追加出資により、レンレン への出資比率を、議決権ベースで29.2%から39.7%に引き上げ、筆頭 株主となっている。

ソフバンクの中国投資では、07年秋に出資先のアリババグループ 傘下の企業間取引会社アリババ・ドット・コムが香港に上場、07年10 -12月期の純利益が前年同期比6.2倍の467億円に膨らんだ例がある。 昨年10-12月期の純利益は、携帯電話事業好調などで655億円。

クレディ・スイス証券の早川仁アナリストは、きょうの株上昇の 理由はレンレンの上場報道とした上で、「投資家はソフトバンクの国内 通信事業の収益改善を受けほかの材料を模索しており、こうした上場 の話に反応しやすい」と指摘した。同氏のソフバンク株の目標株価は 4000円。

また、みずほ証券は18日、投資判断「アウトパフォーム」を継続 した上で、目標株価を2920円から4230円に引き上げた。

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