菅首相:デフレ脱却の兆し、社保・税一体改革は歴史的使命-答弁

菅直人首相は21日午前の衆院予算 委員会で、現在の経済情勢についてデフレ脱却の兆しを指摘しながら、 2011年度予算案とその関連法案の早期成立の必要性を訴えた。本多平 直氏(民主)らに対する答弁。

首相は、消費者物価指数が上昇傾向にあるとして、「デフレ脱却の 兆しが見える所まできた。そういった意味では、今審議してもらって いる予算を成立させ実行させることで、いよいよ本格的な経済成長の 道に乗せることができる」と語った。

予算案をめぐる情勢については「まさに胸突き八丁の所に今ある」 と指摘し、与野党を超えて国民のために予算を成立させることが必要 だとの考えを強調した。

また、首相は、社会保障・税一体改革について「6月までに成案 を必ず出すので、与野党含めて議論して、これも政局の問題ではなく て国民生活という長期的な観点からぜひ実行したい」と実現にあらた めて意欲を示した。一体改革は「避けては通れぬ重大な課題」ととら え「歴史的使命を感じて頑張りたい」とも述べた。

一方、民主党の岡田克也幹事長は21日午後の定例会見で、自民党 が予算と関連法案に反対する姿勢を示していることについて「特に公 債特例法などは大変、マーケットや国民生活に大きな影響を及ぼしか ねないものだ。財務相経験者でもある谷垣禎一総裁にはそういったこ とについて、国民の視点でしっかりと考えてほしいとあらためて言い たい」と語った。

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