ビニスマギ理事:ECBは利上げの可能性も-物価圧力の高まりで

欧州中央銀行(ECB)のビニ スマギ理事は、世界的な物価圧力の高まりに伴い、利上げの必要性が 生じる可能性があるとの見方を示した。

同理事はブルームバーグとのインタビューで、「段階的な景気回 復と世界的なインフレ圧力の高まりに伴い、金融政策の緩和度を監視 し、必要ならば調整する必要がある」と発言。さらに、商品価格の上 昇による「影響は不可避」であることから、「これが波及するのを回 避し、インフレ期待をつなぎとめることが金融政策における重大な課 題だ」と説明した。

さらに「インフレ期待を引き続き堅固に抑制することが不可欠だ」 と指摘した。同インタビューは電子メールを通じて16日に行われた。

年内の利上げ観測が正しいかとの問いに対し、同理事は「ECB の責務がユーロ圏全体の物価安定であることは周知の通りだ。ECB は油断していないと繰り返し言明している」と回答した。

ビニスマギ理事はまた、「適切な金融政策の姿勢を設定する上で、 不均一度はいかなる役割も果たしていない」と述べ、「不均衡が生じ ることを回避するのは他の政策の任務だ。とりわけ資産価格は、異な る経済トレンドにつながる可能性がある」と続けた。

ECBは次回の政策決定会合を3月3日に開催する。ECBは景 気とインフレに関する最新の見通しも公表する。

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