バフェット氏のお気に入りはムーディーズ-値上げできるうまい商売

【記者:Andrew Frye and Dakin Campbell】

2月18日(ブルームバーグ):著名投資家で資産家のウォーレン・ バフェット氏は、企業の価値を判断する材料として、値上げできる能 力を最も重視しており、誰が経営しているかは気にしない場合もある と語った。米金融危機調査委員会(FCIC)とのインタビューで発 言した。

米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイの最高経営責任者(C EO)を務めるバフェット氏は「企業を評価する上で、唯一最も重要 な判断材料は価格決定力だ」と強調。その上で、「仕事を競合他社に奪 われずに価格を引き上げる力があれば、それは非常に良い商売だが、 10%値上げする前に嘆願が必要ならひどい商売だ」と付け加えた。

金融危機の原因究明のために設置されたFCICは昨年5月26 日、米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスへのバフ ェット氏の投資に焦点を絞ったインタビューを行い、その内容が先週 公表された。

米国の住宅ブームのさなかに住宅ローン関連証券に不当に高い格 付けを付与したと議会から批判されるムーディーズについて、バフェ ット氏は、ライバルのスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)と 2社で大きなシェアを握り、柔軟に価格決定を行う力があることが株 式を保有する理由だと説明した。

バフェット氏は「驚くべき商売というのは優秀な経営者を必要と しない」と指摘。「ムーディーズの経営陣については何も知らなかった。 町で1つだけの新聞のオーナーで、価格決定力があれば、5年ほど前 までは会社に行く必要などなかったはずだ」と述べたという。

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