三井海洋開株が決算発表後下げる、今期は連続減収・経常減益を計画

三井海洋開発株が昼休み中に発表 した決算発表を受け下げに転じ、午後の取引で一時前日比2.4%安の 1483円まで売られた。前期に続き、今期(2011年12月期)も減収、 経常減益を計画しており、収益水準の低下が嫌気された。

午前11時に示した今期の連結業績計画は、売上高が前期比18% 減の1200億円、経常利益は35%減の40億円。いずれも、ブルームバ ーグ・データにある担当アナリスト7人の予想値平均1302億円、52 億円に届いていない。

同時に発表された前期(10年12月期)連結決算も、チャーター とオペーレーションサービスを合わせた売上高が前の期に比べ28% 減の1467億円、経常利益は17%減の62億円。FPSO(浮体式海洋 石油・ガス生産貯蔵積出設備)の建造工事は順調ながら、大型プロジ ェクトの引き渡し進展で計上する売り上げがピークを越え、利益面で は建造工事に伴う未実現利益の消去額増加などが影響した。

同社経営企画部長の高野育浩氏によると、10年まで「リーマン・ ショック以降やBPの事故の影響を受け、石油会社からの受注が限ら れていた」点が、今期の減収・経常減益予想の理由という。ただ、ブ ラジル、西アフリカのFPSOの案件を第2、第3四半期で2-3件 ほど受注することを期待しており、それにより今期から受注が回復、 売上高は来期以降から回復してくる見込みと同氏は説明していた。

今期の想定為替レートは、ドル・円で1ドル=85円。前期実績は 81円52銭だった。

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