与謝野経財相:社会保障改革の全体像は4月中に提示へ-首相厳命

与謝野馨経済財政担当相は18日午 前の閣議後会見で、同日、菅直人首相から社会保障改革の全体像を4 月中に示すよう厳命を重ねて受けたことを明らかにした上で、「4月中 には必ず出したい」との考えを強調した。

また、反体制運動が起こっている中東情勢を受けてドル安や原油 高などが進んでいることに対しては「石油の供給元である中東の安定 は日本の運命に大きな影響を持っており、注視している」としながら も、「いずれ状況は落ち着く」との認識を示した。

一方、民主党の小沢一郎元代表に近い16人の議員が、党マニフェ スト(政権公約)を着実に実行すべきだなどとして、会派離脱を表明 した影響については「逆風を突破するのが政治家の仕事。菅首相は逆 風を突破するという強い決意を持っている」と言明。

その上で、「マニフェストは人間がつくったもので宗教経典とは違 う。政治は理想と現実の距離を縮めていく作業。マニフェストを現実 に近づけることが国民に対して責任を果たしていることになる」と語 った。

来年度予算関連法案に与える可能性についても触れ、「16人がい ようといまいと、もともと国会はねじれている。政府は野党の理解を 得るために最高の努力をしなければならないが、野党の責任において 法案の賛否は決まる。野党自身の判断に任せるしかない」との見解を 示した。

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