トレンドM株が反発、エンタープライズ分野に改善の兆し-野村証評価

セキュリティーソフトウエアの開 発・販売を手掛けるトレンドマイクロの株価が一時、前日比3.4%高の 2738円と反発。仮想化やクラウドなどの新技術普及に伴いエンタープ ライズ分野が改善していることが好感されているようだ。

野村証券の丸山祐子アナリストは17日付の投資家向けリポートで 「エンタープライズ分野で新製品の引き合い増加」と紹介。過去1年以 上、前年同期比減少が続いてきた北米の契約締結ベース金額が2010年 10-12月にプラス転換したことや、新技術採用案件の増加で1億円超 の大型案件が増えたこと、クラウド関連の新製品採用案件が海外で先行 していることなどで、同分野の回復が期待できるとした。

同証券では今期(11年12月期)の連結営業利益予想を従来の252 億円から前期比11%増の263億円に引き上げたほか、来期(12年12月 期)を286億円から305億円に変更、目標株価も2900円から3100円に 引き上げた。投資判断は「1(買い)」で継続。

会社側は17日の前期決算発表時に、今期の通期業績予想を非開示 とした。1-3月(第1四半期)の連結売上高目標は前年同期比1%減 の235億円、営業利益が同2.4%減の59億円。前提為替レートは1ド ル=80円、1ユーロ=112円。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE