住友大阪株7日続伸、生産体制見直しで収益力向上期待-大和格上げ

国内販売シェア3位の住友大阪セ メント株が一時、前日比1.8%高の227円と7営業日続伸。株価純資 産倍率(PBR)が1倍を割り込む現状や、生産体制見直しによるセ メント事業の収益力向上の可能性を織り込み、大和証券キャピタル・ マーケッツでは投資判断を引き上げており、株価上昇基調の継続を見 込む買いが先行した。

大和証CMの安藤祐介アナリストは17日付のリポートで、「生産 体制の再構築に伴い、セメント事業の収益力が一段と強化される可能 性が出てきており、光電子・新材料事業等の収益も想定を上回るペー スで回復している」と指摘。2010年12月期末の実績PBRは0.69倍 だったが、業績モメンタム(勢い)の改善を織り込み、1倍程度まで 回復する可能性が高いとの見方を示した。

同証では、住友大阪の投資判断を従来の「3(中立)」から「2(ア ウトパフォーム)」に引き上げた。また今期(11年3月期)連結業績 については、セメント需要が前期をやや上回る見込みで、エネルギー コスト改善の効果に加え、鉱産品事業や新材料事業で黒字転換が見込 まれるとし、大幅な営業増益を予想。予想値をこれまでの60億円から 65億円に上方修正、これは会社側計画の55億円を上回る。

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