藤井氏:国債市場を注視、自民Xday研究も参考に-インタビュー

藤井裕久官房副長官はブルームバ ーグ・ニュースのインタビューで、自民党が検討チーム「X-day プロジェクト」(座長・林芳正政調会長代理)で日本の財政悪化懸念か ら国債が暴落した場合の対応策を研究していることについて「正しい ことだと思う。大いにやってもらい、参考にさせてもらわなければな らない」と評価した。

インタビューは17日に行った。藤井氏は、3月31日に任期の切 れる日本銀行の須田美矢子審議委員の後任人事については「女性の立 場というのは大事だし、須田さんがお辞めになった後、そういうこと が望ましいというのは一般の意見にもあるのではないかと思う」と述 べ、適任者がいれば女性を指名することが望ましいとの認識を示した。 早期解散には否定的な見解を示した。藤井氏の発言は以下の通り。

国債市場:

「決して安心しているわけではないが、財政健全化に向けて一歩 一歩進める努力は当然のことながらやらないとならないし国債市場の 状況は厳しい目で注視しなければならない」

「私が現職の財務相時、一番注目していたのは国債市場だった。 その後の国債市場はほぼ安定していると思っている」

社会保障・税一体改革:

「私たちは社会保障制度の安定、充実ということは変えないと言 っている。そこに新しい税制改革の問題が出ている。そういうことと 関連して来年度末までにそれをやり遂げないといけない」

食料価格高騰と金融緩和:

「米国の超金融緩和政策が発展途上国の通貨高になる、インフレ を誘発するという問題はずっとG7なりG20で議論されている。日本 についてもそれと無関係であるとは言えないが当面、今のデフレの状 況、円高の状況を考えると金融政策として今の日本銀行がやっている ことを否とすることはできない」

菅直人首相:

「政治というのは常に緊張感。今が未曾有(みぞう)のことかと いったら、戦争はそんな簡単な話だったのか。それをどうやって乗り 切るかが政治に携わるものの責任ではないか」

衆院解散:

「そこにならないように努力するのが最高責任者の大事な責任だ。 今、選挙をやるような情勢か」

民主・自民の大連立:

「大連立はやり方によっては1党になる、それは絶対に避けなけ ればいけない。大連立しないでパーシャル(部分)連合。テーマ、テ ーマで合意するという事態と大連立は違う」

--取材協力:Julie Masuda Editor: Hitoshi Sugimoto, Norihiko Kosaka

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