【個別銘柄】平和不、M&A、ソフバンク、ガイシ、KNT、トレンド

株価変動材料の出た銘柄の終値は 以下の通り。

平和不動産(8803):前日比5.7%安の249円。三菱地所(8802) と資本業務提携契約を締結した、と17日に発表。公募増資や菱地所を 割当先とする第三者割当増資によって最大134億円を調達、発行済み株 式数が最大36%増加する見通しとなり、1株価値の希薄化などを懸念 した売りが膨らんだ。この増資で、平和不の筆頭株主になる菱地所は

1.6%安の1692円と反落。

日本M&Aセンター(2127):16%高の48万円。M&A(企業の 合併・買収)の助言を手掛けるGCAサヴィアングループ(2174)が 16日、クロスボーダーのM&A案件増加などを理由に、今期(2011年 12月期)連結営業利益が前期比2.7倍の51億円になる見通しと発表。 高成長期待を背景にGCAサヴ株は連騰、M&A仲介の日本M&Aにも 連想買いが波及した格好だ。GCAサヴの終値は14%高の19万9900 円。

ソフトバンク(9984):1.6%高の3240円。日本格付研究所は17 日、ソフバンクの長期優先債務格付けを「BBB+」から「A-」に引 き上げた、と発表した。格付けの見通しは「安定的」。社債などによる 資金調達環境の改善が期待された。

日本ガイシ(5333):2.9%高の1505円。自動車排ガス用セラミッ クスの構造的な収益拡大が期待できるなどとして、UBS証券が17日 付で投資判断を「中立」から「買い」に、目標株価も1350円から1900 円に引き上げた。

三井海洋開発(6269):1.3%安の1500円。午前11時に示した11 年12月期の連結業績計画は、売上高が前期比18%減の1200億円、経 常利益は35%減の40億円。いずれも、ブルームバーグ・データにある 担当アナリスト7人の予想値平均1302億円、52億円に届いていない。 同社経営企画部長の高野育浩氏によると、10年まで「リーマン・ショ ックやBPの事故の影響を受け、石油会社からの受注が限られていた」 点が、減収減益予想の理由という。

KNT(近畿日本ツーリスト、9726):決算発表後に急伸し、30 (33%)高の120円とストップ高(制限値幅いっぱいの上昇)。同社は午 後2時、11年12月期の連結純利益が前期比約7倍の22億円になる見 込みだと発表した。経費削減効果などで黒字転換した前期に続き、業績 は順調に回復していくとみた買いが膨らんだ。

ダルトン(7432):11%高の155円。イトーキ(7972)がダルトン を子会社化すると17日に発表した。ダルトンが実施する総額約5億 3000万円の第三者割当増資を引き受け、出資比率を34.44%から

51.07%に上げるといい、財務体質の向上などを期待した買いが集まっ た。イトーキ株は2.7%安の218円。

海運大手:日本郵船(9101)1.6%高の389円、川崎汽船(9107) が1.1%高の382円など。コンテナ船事業が好調で、各社の収益を押し 上げる可能性があると、18日付の日経新聞朝刊が伝えた。北米の消費 回復を受け日本郵船が1-3月の輸送個数を前年同期比3%増から 14%増に引き上げたほか、商船三井(9104)も3割増の見通しという。

トレンドマイクロ(4704):3%高の2725円。野村証券は17日付 で、仮想化やクラウドなどの新技術普及に伴いエンタープライズ分野が 足元で改善していることなどを指摘し、目標株価を2900円から3100円 に引き上げた。投資判断は「1(買い)」で継続。会社側は17日、11 年1-3月(第1四半期)の連結営業利益は前年同期比2.4%減の59 億円を見込むと発表した。通期業績予想は非開示。

トクヤマ(4043):1.4%高の441円。野村証券が17日付で業績予想 を引き上げ、目標株価を450円から470円に上げた。投資判断は「2 (中立)」を継続。

タツタ電線(5809):4%高の386円。いちよし経済研究所は17 日付のリポートで、世界的なスマートフォン(高機能携帯電話)普及が 日本のプリント配線板関連企業にとって追い風になっていると指摘。タ ツダ線は、フレキシブルプリント基板(FPC)向け電磁波シールドフ ィルムで独壇場などと紹介されている。

シミック(2309):7.6%高の2万8860円。3月末の株主に対し、 1株につき20株の株式分割を行うと17日に発表。併せて売買単位を 10株から100株とする単元株制度を採用し、投資単位を実質現在の2 分の1にする。流動性向上につながるとみた買いが集まった。

七十七銀行(8341):5.6%高の524円。発行済み株式総数の

1.84%に相当する700万株を上限に、自社株買いを行うと17日に発表 skた。取得期間は21日から5月31日までで、上限金額は40億円。 株式需給の改善などを期待した買いが優勢となった。

サークルKサンクス(3337):3.9%高の1411円。11年2月期の 連結営業利益は前期比19%増の181億円になる見通し、と17日に発表 した。弁当や総菜などの中食商品が伸びたほか、本部コストの見直しな ども寄与し、従来予想(159億円)から増額修正した。

キング工業(7986):30円(39%)高の106円でストップ高。書 庫ロッカー部門などの好調で、10年12月期の連結純利益は1億9500 万円になったもようと17日発表した。前回予想は収支均衡だった。前 の期の実績は1億2800万円の赤字。

オカモト(5122):2.4%高の340円。発行済み株式総数の4.3% に当たる500万株の自社株を25日に消却するほか、新たに総数比

0.9%に相当する100万株、金額で3億5000万円を上限に自社株買いを 行うと17日に発表した。取得期間は21日から6月17日。

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