米JPモルガン・チェース、5年債30億ドル起債-スプレッド120bp

資産規模で米2位の金融機関、 JPモルガン・チェースは、30億ドル(約2500億円)規模の起債 を実施した。金融危機の中でも利益を確保した同行に対する債券投資 家の信認は厚い。

JPモルガンは、表面利率3.45%の5年債を発行。同年限の米国 債に対する金利上乗せ幅(スプレッド)は120ベーシスポイント (bp、1bp=0.01%)だった。ブルームバーグの集計データが示 した。

デフォルト(債務不履行)に備えた保証コストは、JPモルガン 債が6大米銀の中で最低。同行の昨年10-12月(第4四半期)の純 利益は48億3000万ドルと過去最高を記録した。ジャニー・モンゴ メリー・スコットのチーフ債券ストラテジスト、ガイ・リーバス氏は、 JPモルガンは住宅ローン関連商品が抱える課題に競合他社よりうま く対応することができていると指摘した。

リーバス氏は「経営陣が一つの会社で保守的な貸し出しの文化を 植え付けることは可能で、そうした文化が永続的になるのだ」との見 方を示した。

データ提供会社CMAによれば、JPモルガンのクレジット・デ フォルト・スワップ(CDS)スプレッドは、午前11時半(日本時 間18日午前1時半)現在、前日比2bp低下の65bp。ウェル ズ・ファーゴは85.5bp、ゴールドマン・サックス・グループは

105.5bp、モルガン・スタンレーは134.2bp、シティグループは

123.7bpとなっている。バンク・オブ・アメリカ(BOA)はこの 日134.5bpに低下しているものの、6行の中では最高。

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