NY原油(17日):続伸、中東情勢の緊迫で-ブレントとの値幅が縮小

ニューヨーク原油先物相場は続伸。 今月に入って最大の上げとなった。中東情勢の緊迫を受けて買いが続 いた。過去最大にまで拡大していた米国の代表的な油種であるWTI (ウエスト・テキサス・インターミディエート)と北海ブレントの値 幅は縮小した。

バーレーンやイエメン、リビアで反政府デモ参加者と治安当局が 衝突。イラン国営テレビは同国がスエズ運河に向け艦艇2隻を送って いると報じた。トレーダーが資金をWTIに移したため、北海ブレン トは2年ぶり高値から下落した。

エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・ キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は、 「ブレントとWTIのスプレッドは縮小しつつある」と指摘。「地政 学リスクが意識され、WTIがブレントに追いつこうとしている」と 説明した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限は前日 比1.37ドル(1.61%)高の1バレル=86.36ドルで終了。1月31 日以来の大幅高となった。過去1年では12%上昇。

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