シカゴ連銀総裁:「失望誘う」景気回復の遅さ、金融緩和策はなお必要

シカゴ連銀のエバンス総裁は、景 気の回復ペースは「失望を誘う」ほどに遅いとして、これを加速させ るために金融刺激策がなお必要だと述べた。

エバンス総裁は17日、イリノイ州ロックフォードで講演。講演 の事前原稿によると、「高過ぎる失業率と低過ぎるインフレ率。しか もこの2つはこの先2年間続くと予想されている。これでは、最大限 の雇用確保と物価の安定というFRBの責務を2つとも果たせていな い」と述べた。同総裁はさらに、「今のところ、雇用とインフレの改 善において、政策面で相反するところは何もない。従って、緩和的な 金融政策は引き続き、この2つの目標を達成するために有益であると の結論に至る」と述べた。

FRBが16日公表した連邦公開市場委員会(FOMC、1月25、 26日開催)の議事録によると、景気が一段と回復している兆候を背景 に、当局者の間では、資産購入プログラムのペース鈍化もしくは規模 縮小の検討が妥当かどうかをめぐり意見が分かれている。エバンス総 裁は、量的緩和策の支持を表明している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE