米CPI:前月比0.4%上昇-コアは09年10月来の高い伸び

米消費者物価指数は1月、市場予 想を上回る伸びとなった。食品や燃料が大きく値上がりしており、他 のモノやサービスにも浸透し始めている可能性がある。

米労働省が発表した1月の米消費者物価指数(CPI、季節調整 済み)は前月比0.4%上昇。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエ コノミストの予想中央値は0.3%上昇だった。1月の食品とエネルギ ーを除いたコア指数は前月比0.2%上昇と、2009年10月以来の高い 伸びとなった。

RBCキャピタル・マーケッツのエコノミスト、トム・ポーセリ 氏(ニューヨーク在勤)は、「コスト上昇の価格転嫁を進めようとす る企業が増えるだろう」とし、「どの程度うまく転嫁できるかは経済 状況次第だ。インフレ環境は若干強まってきている」と続けた。

1月はエネルギー価格が前月比2.1%上昇。前年同月比では

7.3%上昇だった。食品価格は前月比で0.5%上昇と、08年9月以来 の高い伸び。前年同月比では1.8%上昇した。

コアインフレが押し上げられた背景には、衣料品価格や航空運賃 の上昇がある。衣料品は1%と09年2月以降で最大の伸び。航空運賃 は2.2%上昇した。

帰属家賃は0.1%上昇。差し押さえの増加で住宅の所有が減少し 賃貸住宅の需要拡大につながっているとみられる。医療費は0.1%上 昇だった。

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