IMF専務理事がG20でパリへ-関心はもっぱら12年の仏大統領選

国際通貨基金(IMF)のストロ スカーン専務理事は18日から始まる20カ国・地域(G20)財務相・ 中央銀行総裁会議のためにパリを訪れるが、焦点となっているのはフラ ンスの政治だ。

パリに本社を置く世論調査会社イプソスのアナリスト、ジャンフラ ンソワ・ドリド氏は、ストロスカーン氏(61)がフランスに戻ったと きに人々が気にするのは2012年の仏大統領選挙に同氏が出馬しサルコ ジ大統領に挑むかどうかがだけだと話す。

元仏財務相のストロスカーン氏を07年にIMF専務理事に指名し たのはサルコジ大統領だ。フランスではニュース専門の全国誌3誌のう ち2誌が先週、ストロスカーン氏を大きく取り上げた。仏週刊誌ルポワ ンによれば、同氏の妻アンヌ・サンクレールさんは夫にはIMFのある ワシントンにとどまってほしくないと語ったという。

ドリド氏は、「ストロスカーン氏は他人を使ってシグナルを送って いる。自分の役目を果たすためにパリに来るが、フランスが故国だとい うことを人々に思い起こさせる方法を見つけるだろう」と言う。

ストロスカーン氏は2日間予定されているG20が終了する19日に 記者会見する。同氏は先月、ブルームバーグ・ニュースとのインタビュ ーで、自身の政治的な将来についての質問に対し回答を控えた。

ルポワンに14日掲載されたイプソスの世論調査によれば、ストロ スカーン氏は昨年11月以来保ってきたフランスで最も好かれている政 治家という地位を失い、5位に後退した。

イプソスが965人を対象に今月11、12両日実施した調査によれば、 ストロスカーン氏の支持率は1カ月間で7ポイント低下し51%となっ た。誤差率の公表はない。別の世論調査会社CSAが実施した1月の調 査では、サルコジ大統領と一対一の選挙戦となった場合、64%がスト ロスカーン氏に投票すると答えていた。

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