デルタ航空:国際連合でアジアのネットワーク拡大-羽田便就航で

米デルタ航空のヴィネイ・デューベ アジア太平洋地区上級副社長は17日、都内のホテルで記者会見し、ビ ジネスクラスの需要が期待できる日本を含むアジア太平洋地域で、同社 が中心となっている国際航空連合のスカイチームがネットワークを拡 大させていくとの方針を示した。

デューベ副社長は、20年間で同地域の旅客需要が5、6倍程度に拡 大するとのボーイングの予測を紹介しながら、アライアンス間での競争 は激しくなるものの、航空連合3グループ間のゼロ・サムゲームにはな らず、経営努力と高いサービス維持のための投資で同グループの収益を 増加させることは可能だと語った。

同社はこの日、羽田空港の国際化に伴い同社が新たに20日から始 める新路線についての発表会を開催。羽田-デトロイト便と羽田-ロサ ンゼルス便を毎日運航させる予定。

スカイチームは、1日176便の日本発着路線を運航している。同副 社長は、市場シェアを拡大させながら収益向上を目指すと語った。具体 的には、ニューヨークなどでの空港の国際ターミナル改装やビジネスシ ートなどに総額20億ドル規模の積極的な設備投資を実施することで激 化する競争に勝ち残れると強調した。

さらに同副社長は、引き続き日本でのパートナーを模索する努力は 続けると語った。ただ、現時点では具体的な航空会社との交渉は行って おらず、急成長する中国市場をにらみながら適宜、適切に対処するつも りだと述べるにとどめた。

日本航空はワンワールドに加盟しアメリカン航空と提携、全日本空 輸は、米ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス傘下のユナ イテッド航空とコンチネンタル航空とそれぞれ共同事業を4月から開 始する予定。

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