JXエネルギー:水島製油所で大気汚染防止法違反-1980年から

(詳細を第2段落以降に追加し、更新します)

【記者:岡田雄至、稲島剛史】

2月17日(ブルームバーグ)JX日鉱日石エネルギーは17日、水 島製油所(岡山県倉敷市、処理能力・日量34万5200バレル)で、大気汚 染防止法や岡山県と倉敷市との公害防止協定で義務付けられている排ガ ス中のばいじん濃度測定を、1980年以来行っていなかったと発表し た。

JXエネルギーは17日、岡山県と倉敷市に対し再発防止策を含む 報告書を提出した。

同社によると、環境試験業務の一部外注化を検討する過程で、水島 製油所A工場(旧新日本石油水島製油所)のばい煙発生施設49基でばい じん濃度の測定が行われていなかったことが判明した。他の7製油所で も同様の事例がないか現在調査中だという。判明後に測定したところ、 現在稼働している42基すべてのばいじん濃度が基準値の範囲内だった としている。

同社は、本来は必要なばいじん濃度測定を目視だけで済ませ、偽っ た数値を記録していた。大気汚染防止法では、ばいじん濃度の測定を怠 ったことによる罰則は規定されてないという。

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