ニッパツ株3年ぶり高値、来下期業績好転見込みJPモルガン格上げ

独立系自動車部品メーカーのニッ パツ株が一時、前日比4.2%高の1034円と急伸。2008年1月10日(1042 円)以来、約3年1カ月ぶりの高値を付けた。自動車、HDD関連部品 をめぐる懸念が後退、来期後半以降の業績拡大が見込まれるとし、J Pモルガン証券では投資判断を引き上げたため、収益向上に伴う株価 の先高期待が強まった。

JPモルガン証券の板谷雅之アナリストは17日付のリポートで、 2012年3月期下期以降はHDDサスペンション事業でのDSA(デュ アル・ステージ・アクチュエータ)が業績に寄与するほか、自動車部 品ではシートを中心に海外生産の拡大が注目されるとの見解を示唆。 投資判断を従来の「アンダーウエート」から「中立」に引き上げ、目 標株価を800円から1080円に変更した。

板谷氏は今期(11年3月期)業績に関し、エコカー補助金制度終 了による国内自動車生産の減少、弱含みで推移していたHDDの生産 動向を懸念してきたが、国内自動車生産は同社にとって収益性の高い トラック輸出などでカバーされていると指摘。HDDサスペンション も、シェアアップで補っていると分析している。

野村証券の山岡久紘アナリストも16日、ニッパツ株の目標株価を 880円から1010円に引き上げた。投資判断は「中立」で据え置き。

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