マキタ株続落、収益力の評価は反映済みとの見方-投資判断下げ相次ぐ

電動工具を手掛けるマキタの株価 が続落。収益力の評価は株価に反映済みなどとして、アナリストの間で 投資判断の引き下げが相次いだ。前日比3.3%安の3560円まで下げ、 約半月ぶり安値を付けた。

モルガンスタンレーMUFG証券は16日付で、投資判断を「オー バーウエート」から「イコールウエート」に引き下げた。井原芳直アナ リストはリポートで、対ユーロ110円定着のなかでも高水準の利益を創 出する収益力を有していると主張してきたが、「2度の上方修正発表を 経て、収益力への評価は概ね織り込まれたと思われる」と述べている。

クレディ・スイス証券も同日、投資判断を「アウトパフォーム」か ら「中立」に下げた。黒田真路アナリストは、「好業績が期待されるロ シア関連銘柄との位置付けで注目してきた」が、業績予想の上方修正や ロシアの成長期待などを織り込み同社株価は上昇。概ね目標株価(4000 円)に到達したことなどから、ひとまず「利益確定を推奨したい」と、 リポートで述べている。

マキタは、昨年10月27日に続き1月31日にも今期(2011年3月 期)の業績予想を増額修正した。現時点の会社予想は連結売上高が前期 比8.6%増の2670億円、純利益は同29%増の287億円。

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