【個別銘柄】キヤノンとソニー、りそな、住友阪、リコー、ノーリツ

きょうの日本株市場で株価変動材 料の出た銘柄の終値は以下の通り。

キヤノン(7751)とソニー(6758):キヤノンが前日比3.9%高の 4105円、ソニーは1.8%高の3035円。野村証券では16日付で、①同 証による今期経常利益予想が市場コンセンサスを上回るが、直近1カ 月の絶対リターンがマイナス、②直近3カ月で同証の来期経常利益予 想を引き上げたが、直近1カ月の絶対リターンがマイナス――の2条件 を満たすアナリスト推奨銘柄を抽出。エレクトロニクスセクターでは、 両銘柄が選ばれた。

りそなホールディングス(8308):2.5%高の457円で、東証1部 売買代金首位。3月末までに約8500億円で国が持つ株式を買い戻して 公的資金の一部を返済、国有化から抜け出す方針と朝日新聞(電子版) が17日に報じた。国は持ち株比率が3分の1未満になるが、約9000 億円の公的資金が残り、国は筆頭株主のままだと伝えている。

住友大阪セメント(5232):4.2%高の223円。みずほ証券では、 セメントや光電子の強含み推移から業績予想を増額。2011年3月期の 連結営業利益は会社計画(55億円)を上回る75億円、来期は95億円 とし、目標株価を従来の220円から240円へ引き上げた。

リコー(7752):4.3%高の1119円。12年3月期の米国事業の営 業損益は08年3月期以来、4期ぶりに黒字化する見通し、と17日付 の日本経済新聞朝刊が報じていた。

マクロミル(3730):4.7%高の1149円。いちよし経済研究所では、 購買調査サービス「QPR」の足元好調を受けて業績予想を増額修正。 フェアバリューを1105円から1350円へ引き上げた。

ノーリツ(5943):4%高の1429円。新設住宅着工数の回復など マクロ環境の好転や利益を出しやすい体質に変ぼうしているなどと評 価し、ドイツ証券では業績予想を増額。投資判断「買い」を継続する とともに、目標株価を1700円から1900円へ引き上げた。

ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674):1.9%安の605円。 クレディ・スイス証券は16日、投資判断を「アウトパフォーム」から 「ニュートラル」へ引き下げた。11年3月期の営業利益のアナリスト コンセンサスが今後切り上がると見られるものの、株価のカタリスト になると考えていたガイダンス、中期経営計画の上方修正発表が実現 した現在、目先の株価の材料に乏しいなどとした。

ニッパツ(5991):1.2%高の1004円。国内自動車生産が同社にと って収益性の高いトラック輸出などでカバーされていることなどから、 下期に入っても好調な業績が続いているとし、投資判断を「アンダー ウエート」から「ニュートラル」へ引き上げた。

イビデン(4062):2.5%高の2787円。マレーシアでスマートフォ ン(高機能携帯電話)向け電子部品を増産する、と17日付の日経新聞 朝刊が報道。200億-300億円を投資し、12年をめどに第2工場を建 設、プリント基板を生産するといい、今後の業績貢献が見込まれた。

オークマ(6103):3.5%高の795円。拡販の取り組みが効果を挙 げ、12年3月期もアジアや北米をけん引役として受注拡大が持続する 可能性が高いと独立系調査会社のTIWは予想、16日付で株価判断を 「2+(ややポジティブ)」から「1(ポジティブ)」へ上げた。

クボタ(6326):2.2%安の887円。野村証券では、株価上昇によ って短期的にアジアと北米向けの農機拡大は織り込まれたと判断、投 資魅力はなくなったとして投資判断を「1(買い)」から「2(中立)」 へ引き下げた。

MUTOHホールディングス(7999):18%高の278円。一時280 と52週高値を更新した。前日午後の取引時間中に、11年3月期末に 1株当たり3円(普通配2円、創立60周年記念配1円)の配当を行う と発表。17年ぶりの復配で、収益や財務好転への評価が続いた。

アステラス製薬(4503):1.5%高の3315円。米医薬品企業のアヴ ェオからがん治療薬「チボザニブ」を導入すると17日午前に発表し、 将来的な収益貢献などが期待された。

国際石油開発帝石(1605):3%高の57万9000円。野村証券では、 原油高で株価は上昇したものの、イクシスなどの大型案件による長期 キャッシュフローの拡大は株価に反映されていないと指摘。目標株価 を64万円から74万円へ引き上げた。

マキタ(6586):2.3%安の3595円。モルガン・スタンレーMUF G証券では、2度の業績予想の上方修正発表を受け、同社収益力の評 価はおおむね株価に織り込まれたと指摘。投資判断を「オーバーウエ ート」から「イコールウエート」へ下げた。クレディ・スイス証券で も、各種好材料は織り込まれたとし、判断を「アウトパフォーム」か ら「ニュートラル」に格下げ。

アドウェイズ(2489):6.4%高の8万7600円。発行済み株式総数 の7.5%に当たる6000株、金額にして4億円を上限に自己株式を取得 すると前日発表、取得期間は17日から4月28日。当面の需給好転が 見込まれた。

GCAサヴィアングループ(2174):5.3%高の17万5900円。ア セットマネジメント事業と合併・買収(M&A)に関するアドバイザ リー事業がともに急拡大し、10年12月期の連結営業利益は前の期に 比べ5.5倍の18億8000万円となった。11年12月期は前期比2.7倍 の50億7000万円を見込む。

アオイ電子(6832):14%高の1188円。みずほ証券では、1台当 たりの発光ダイオード(LED)搭載数が多いスマートフォンやタブ レットPC向けの寄与から小型LEDの受注が増加、同社の業績再浮 上の確度が高まったと見て、目標株価を1550円から1850円へ引き上 げた。投資判断は「アウトパフォーム」を強調。

AQインタラクティブ(3838):24%高の13万9100円。11年3 月期末の配当予想を従来の1株当たり2200円から3700円へ引き上げ た。前期実績は1500円で、株主還元姿勢が好感された。

システムソフト(7527):28%高の50円。経営資源の有効活用の ため、福岡県福津市に所有する土地を譲渡することを決めた。それに 伴い1700万円の特別利益を計上することから、10年10月-11 年3 月(上期)の純利益予想を300万円から2000万円へ増額修正した。

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