食料高騰:中南米やアフリカ諸国、暴動発生のリスク最も高い-国連

食料価格が上昇するなか、国連は、 ボリビアやモザンビークなど中南米やアフリカの国々で食料高騰をきっ かけとした暴動が発生するリスクが最も高いとの見方を示した。

北アフリカや中東で過去1カ月間に相次いでいる抗議行動は、農産 物価格の上昇が一因となっていた。国連は3日、世界の食料価格が1月 に過去最高水準に達したと発表。世界銀行のゼーリック総裁は15日、 食料価格は「危険な水準まで上昇しており、世界各地の数千万の貧しい 人々の生活を脅かしている」との見解を示した。

国連食糧農業機関(FAO)のシニアエコノミスト、アブドルレ ザ・アバシアン氏は14日の電子メールで「所得が低く食料が不足して いる国々が、現在の世界的な価格高騰の影響を最も深刻に受けている」 と指摘。他の国々でも食料輸入の負担が「大きな重荷」となる可能性が あるとし、アフリカのウガンダやマリ、ニジェール、ソマリア、アジア のキルギスとタジキスタン、中南米のホンジュラスやグアテマラ、ハイ チを挙げた。

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