米投資銀行モーリス:ゴールドマン元バンカー採用-エネルギーM&A

米投資銀行モーリスは、石油・ガ ス業界のM&A(合併・買収)事業を手掛けるヒューストン事務所開設 に向け、ゴールドマン・サックス・グループの元インベストメントバン カー、F・ブレイディ・パリッシュ・ジュニア氏を採用した。

モーリスが16日発表した文書によると、ゴールドマン・サックス のマネジングディレクターだったパリッシュ氏は昨年同社を退社。モー リスでも同じ役職で勤務する予定。モーリスは、ケネス・モーリス氏が 4年前に創業。ヒューストンは同社にとって9番目の事務所となる。

ブルームバーグが集計したデータによると、世界のエネルギー業界 のM&A総額は昨年61%増加し過去最高の3580億ドル(約30兆円) に達した。投資銀行は石油・ガス業界の投資銀行業務を手掛ける優秀な 人材をめぐって争奪戦を繰り広げている。米シティグループは昨年、U BSのスティーブン・トラウバー氏率いるヒューストン在勤チームを採 用。エバーコア・パートナーズとグリーンヒルは2009年、ヒュースト ンで事業を立ち上げるためメリルリンチのバンカーらを起用した。

モーリス氏はインタビューで「エネルギー業界にとって重要な年が 2011年だろうが20年だろうが、当社は確固たる地位を確立する必要 がある」と述べた。

パリッシュ氏は05年にゴールドマン・サックスに入社。メリルリ ンチやJPモルガンで勤務経験がある。

モーリス氏は創業前、UBSの投資銀行部門の社長を務めていた。 モーリスの社員数は約470人。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE