NY原油(16日):反発、イラン砲艦の動きに注目-中東の供給に不安

ニューヨーク原油先物相場は反 発。イランの砲艦2隻がスエズ運河を通ってシリアに向かう予定であ るとのイスラエル外相発言をきっかけに、中東の石油供給に障害が起 きるとの懸念が高まった。

イスラエルのリーベルマン外相は、16日夜に予想されているイ ラン砲艦航行を「挑発行為」だと非難した。5日前にはエジプトのム バラク大統領が辞任。AP通信によれば、リビアではこの日、カダフ ィ大佐を非難する初の抗議活動が行われ、バーレーンやイエメンでも 反政府集会やデモが繰り広げられた。

PFGベストの調査部門バイスプレジデント、フィル・フリン氏 (シカゴ在勤)は、「中東起因のリスクプレミアムに最新の材料が加 わった」と指摘。「イランがスエズ運河に砲艦2隻を送り込んでいる というニュースに反射的な反応があった」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物3月限は前日 比67セント(0.79%)高の1バレル=84.99ドルで終了。過去1 年間では10%の値上がり。

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