元PIMCOのハーグ氏、ファンド設立で元同僚の引き抜き交渉中

ジョン・ハーグ氏(53)は、 かつてビル・グロース氏を支え、米パシフィック・インベストメン ト・マネジメント(PIMCO)を世界最大の債券ファンドへと発 展させことに寄与した。そのハーグ氏が今、債券相場の伸び悩みを 受けてよりアグレッシブな運用戦略を展開する投資会社を設立する ため、PIMCO時代の元同僚らを引き抜こうと、人材確保に動い ている。

ハーグ氏は、2005年にPIMCOを退社するまで18年間同 社に勤務していた。同氏は、PIMCOより小規模ながら積極的な 運用戦略をとる投資会社設立のため、少なくとも5人の元同僚を引 き抜こうと交渉を進めている。この中には米ヘッジファンド、アー マード・ウルフのジョン・ブリンジョルフソン氏も含まれている。 ハーグ氏がブルームバーグのインタビューで明らかにした。

ハーグ氏の設立する投資会社の運営組織の一つとして、同氏が ヘッジファンド運用会社フロントポイント・パートナーズの共同設 立者フィリップ・ダフ氏とパートナーシップを結んだマッシフ・パ ートナーズを利用する可能性がある。1月に監督当局に提出した文 書で明らかになった。

元PIMCO幹部

ハーグ氏を含め、PIMCOにかつて勤務していた多くの幹部 は同社を離れ、プライベート投資ファンドを設立している。そうし たファンドのポートフォリオは、グロース氏が運用するファンドよ りも高いリスクを取っており、上位格付け債券を少なめに配分して いる。グロース氏は昨年、30年に及ぶ債券の上昇局面の終わりを予 想した。

PIMCOの広報担当は、同社の投資戦略やハーグ氏の新会社 についてコメントを避けた。

ハーグ氏によると、ブリンジョルフソン氏を含めてハーグ氏が 引き抜こうとしている資産運用マネジャーらは、自分たちのファン ドと、ハーグ氏の投資会社での資産運用をどのように両立させるの かについて、調整が必要だ。ハーグ氏はブリンジョルフソン氏以外 については詳細を明らかにするのを避けた。

ハーグ氏は、「投資家らは、PIMCOやWAMCOに対抗す るには、互いにどのように協力したら最善かを考えている」と述べ、 「ニューポート・センターで資産を運用していた頃と同じ方法で、 ある程度の資産を運用できる。ただ、よりアグレッシブなやり方で 投資するということだ」と続けた。WAMCOは、米資産運用大手 レッグ・メイソン傘下の債券運用ファンド、ウェスタン・アセット・ マネジメント。

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