英国債:大幅上昇、イングランド銀総裁発言で利上げ観測が後退

英国債相場は大幅上昇。イングラ ンド銀行(英中央銀行)のキング総裁が景気支援に向け、過去最低の 政策金利を長期にわたり維持する必要があるとの見解を示したことを 受けて、利上げ観測が後退した。

キング総裁はこの日、四半期物価報告を発表した後にロンドンで 記者団に対し、利上げを準備していないと言明した。英中銀は物価報 告で、インフレ率が年内に4.4%前後でピークに達した後、2012年半 ばまでに目標に向けて低下するとの見通しを示した。

バンク・オブ・ニューヨーク・メロンの為替ストラテジスト、ニ ール・メラー氏(ロンドン在勤)は、「年末までに3回ないしは4回 の利上げがあるとの見方が市場に織り込まれていたが、それは行き過 ぎだった」と述べ、「景気下振れへの危機感があるのは明らかだ」と 続けた。

2年債利回りは前日比5ベーシスポイント(bp、1bp=

0.01%)低下の1.5%。同国債(表面利率4.5%、2013年3月償還) 価格は0.10ポイント上げ106.04。10年債利回りは4bp下げ

3.81%となった。

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