英失業者数:1月は前月比2400人増-歳出削減の本格化を警戒

英国では1月の失業者数が市場予 想に反して増加した。歳出削減が本格化する中、リセッション(景気 後退)脱却から1年過ぎても不安定な雇用市場が示された。

英政府統計局(ONS)が16日発表した失業保険申請ベースの1 月の英失業者数は、前月比2400人増の146万人。ブルームバーグ・ニ ュースがエコノミスト25人を対象にまとめた調査の中央値では3000 人減と見込まれていた。1月の失業率は前月と変わらずの4.5%。

キャメロン首相率いる連立政権が予算削減で今後4年にわたり公 共部門で33万人を減らす準備を進める中、政府は民間企業による雇用 創出を期待している。

BNPパリバのエコノミスト、アラン・クラーク氏(ロンドン在 勤)は「失業者数が減少した2010年と比較すると横ばいの状況だ。こ れが恐らく景気減速を裏付けることになる」と述べ、「今年の景気が財 政引き締めのために一段と鈍化した場合、第2の失業の波に直面する だろう」と続けた。

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