ドイツ連銀の次期総裁、ワイトマン氏をきょうにも指名-史上最年少

【記者:Tony Czuczka and Brian Parkin】

2月16日(ブルームバーグ):ドイツ連邦銀行(中央銀行)のウ ェーバー総裁の後任として、メルケル首相の首席経済顧問であるイェ ンス・ワイトマン氏が16日にも指名される可能性がある。42歳のワ イトマン氏が実際に就任すれば、連銀の53年の歴史で最年少の総裁 が誕生することになる。

メルケル首相は、ウェーバー氏の11日の突然の辞意表明後初め ての閣議を16日午前9時半(日本時間午後5時半)からベルリンで 招集する。首相はウェーバー氏の思いがけない辞任によって、トリシ ェ欧州中央銀行(ECB)総裁後任の最有力候補を失い、ECB総裁 とドイツ連銀総裁という2つのポストに就く候補者を探さざるを得な くなった。

ゴールドマン・サックス・グループの欧州担当チーフエコノミス ト、エリック・ニールセン氏は「ワイトマン氏がドイツ連銀総裁のポ ストを得ることになれば、ECB総裁に就くチャンスはドイツ人以外 に移ると思う」と話す。

ワイトマン氏はメルケル首相の支持を受けており、連立与党内か らも大きな反対はないもようだ。事情に詳しい関係者2人が匿名を条 件に明らかにした。ドイツ首相府によれば、メルケル首相は4月30 日付で退任するウェーバー氏の後任を今週指名する。

ウェーバー氏の推薦で2006年に首相首席経済顧問となったワイ トマン氏は、金融危機やユーロ圏の債務危機を通じて、メルケル首相 の政策に指針を提供する手助けを行ってきた。ドイツ連銀総裁にワイ トマン氏を起用することで、首相はECB理事会に自らの側近を送り 込むことが可能になる。

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