ゴールドマン、自己勘定取引のグローバル・マクロ閉鎖へ-関係者

米ゴールドマン・サックス・グ ループは、グローバル・マクロ自己勘定取引デスクを閉鎖する。事情 に詳しい関係者が明らかにした。

このデスクは8人で構成され、通貨や株式のほか、金利などの債 券市場に関連した金融商品の売買を手掛けている。同関係者が決定は 公表されていないとして匿名を条件に語ったところによると、同デス クは数日後に閉鎖される。ゴールドマンの広報担当者スティーブン・ コーエン氏はこの件についてコメントを控えた。同デスク閉鎖決定に ついては15日早くに米紙ウォールストリート・ジャーナルが報じて いた。

同関係者によれば、このデスクはゴールドマンの債券トレーディ ング部門を通じて業績を発表していた。同部門の2010年通期収入は 137億ドル(約1兆1500億円)と、ゴールドマン全体の35%を占 めていた。

モルガン・スタンレーやJPモルガン・チェースなどをウォール 街の金融機関は、米金融規制改革法(ドッド・フランク法)に定めら れた「ボルカー・ルール」を順守するため、こうしたトレーディング 部門の閉鎖や縮小を進めている。同ルールは銀行の自己勘定取引を禁 止するもので、金融機関や金融システムの破綻を招きかねない損失の 回避が目的。

ゴールドマンは昨年、同ルール順守のため株式の自己勘定取引部 門だったゴールドマン・サックス・プリンシパル・ストラテジーズを 閉鎖した。同部門元責任者のピエールアンリ・フラマン氏は自らヘッ ジファンドの運用を始めるため昨年退社している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE